グーグルのマインドフルネス革命
グーグルやインテルなど、欧米の有名企業が能力向上のトレーニングとして、
取り入れているのが「マインドフルネス(瞑想)」。
「評価や価値判断にとらわれることなく、今の瞬間に意識を向ける」というこの実践は、
ストレスの軽減、脳の活性化、チームワークや生産性の向上、創造性の発揮など、
様々な効果が注目されている。
本書では、グーグルにおけるマインドフルネスプロジェクトの中心人物、
ビル・ドウェイン氏へのインタビューとともに、
マインドフルネスの魅力とその実践方法を紹介する。
薬もサプリもいらない心のケアのメソッドとして、
私も治療に取り入れている「マインドフルネス」。
その魅力がわかりやすく解説されている。
🧠世界一の会社でも、心は疲れていた
グーグルという世界でとても有名な会社があります。
地図や動画、検索など、ぼくたちが毎日のように使っているサービスを作っている会社です。
でも、その会社で働く人たちの中には、
毎日、ストレスやプレッシャーでつかれている人がたくさんいました。
たとえば、
・会議が次から次へとあって、トイレに行く時間さえない
・スマホやメールがずっと鳴りっぱなしで、心が休まらない
・周りの人と比べてしまって、「自分はダメかも…」と落ち込んでしまう
そんな中、あるエンジニアのチャディーさんは、
ふと**「心を見つめる時間が足りてない」と気づいたのです。
🪷ひとりの技術者が始めた“静けさ”の革命
チャディーさんは、むかし中国で「仏教」を学んだことがありました。
そこでは、**“心を整えるための練習”**が大切にされていました。
それが「マインドフルネス」と呼ばれる方法です。
難しそうに聞こえるけど、実はとってもシンプル。
🌬目を閉じて、ゆっくりと自分の呼吸に意識を向けるだけ。
🌊「今ここ」にある感覚に気づき、頭の中のおしゃべりを静かに見守る。
最初は「なんだそれ?」とバカにする人もいたけれど、
チャディーさんはあきらめず、仲間にやさしく声をかけていきました。
「ほんの数分、静かに座ってみよう。何が見えてくるか試してごらん。」
🌟そして変化が起こった
少しずつ、マインドフルネスを実践する人が増えていくと、不思議なことが起こりはじめました。
✅ある人は「集中力」が上がった
「前はすぐ他のことに気をとられていたけど、今は目の前のことに深く集中できるようになった。」
✅ある人は「人間関係」が変わった
「イライラしていた上司の言葉を、前ほど気にしなくなった。相手の気持ちを考えられるようになった。」
✅ある人は「やさしさ」を取り戻した
「心に余裕ができて、同僚にありがとうが言えるようになった。前よりチームが仲良くなった。」
なにより、みんなが口をそろえて言ったのは、
「マインドフルネスで**“自分のことを大切にする”**ということを思い出した。」
ということでした。
マインドフルネスは「心の筋トレ」。
たとえば、スマホの使いすぎで頭がボーっとしたとき。
友だちに怒ってしまって、あとでモヤモヤしたとき。
そんなときにこそ、立ち止まって、自分の心をのぞいてみることが大事。
「どうしてイライラしてるんだろう?」
「今、どんな気持ちになってるんだろう?」
そうやって、自分を大切にできる人は、
まわりの人のことも大切にできる人になります。
マインドフルネスは、心の中を整える「しずかな革命」なのです。
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小学生向けにぴったりなマインドフルネスワーク
ありがとうマインド(心あたたまる時間)
時間:
3〜5分
目的:
感謝の気持ちに気づくことで、心が温かくなる
やり方:
- 目を閉じて、今日「ありがとう」と思ったことを心の中で思い出す。
- 人でも、食べ物でも、できごとでもOK。
- 紙に書いたり、みんなで「ありがとうタイム」を発表してシェアしてもよい。
声がけ例:
「今日の“ありがとう”をひとつだけ見つけてみよう。心がぽかぽかしてくるよ。」
続ける事が大事なマインドフルネス(瞑想)。
そのマインドフルネスを習慣化するプログラムが、
オーガニックメンテナンスです。
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