🌸ご存知ですか?
「果物でお口がかゆい…」それ、花粉が原因かもしれません
最近、お子さんが「リンゴを食べたらお口がかゆくなった」「のどがイガイガする」と訴えることはありませんか?
それは「花粉食物アレルギー症候群(PFAS)」かもしれません。
これは、花粉症を持つ方が、特定の果物や野菜を食べたときに、口の中やのどにアレルギー症状が出る状態を指します。
別名「口腔アレルギー症候群」とも呼ばれています。
🌿なぜ起こるの?
スギやシラカバなどの花粉に含まれるたんぱく質と、果物・野菜に含まれるたんぱく質がとてもよく似ているため、
体が「花粉が来た!」とまちがって反応してしまうのが原因です。
🍎よくある組み合わせの例
花粉 | 反応が出やすい果物・野菜 |
---|---|
シラカバ | リンゴ、モモ、サクランボ、ナシ、キウイ、ニンジンなど |
スギ・ヒノキ | トマト、ミカン、オレンジなど |
ブタクサ | メロン、スイカ、バナナなど |
ヨモギ | セロリ、ピーマンなど |
😣主な症状
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口の中や唇のかゆみ
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のどのイガイガ、しびれ感
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耳の中がムズムズするような違和感
※まれに、じんましんや呼吸困難など全身症状が出ることもあります
👩⚕️ご家庭でできること
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生で食べると症状が出る場合も、加熱すると問題ないことが多いです
(例:リンゴ→アップルパイ、トマト→ソースなど) -
「お口が変な感じがする」と子どもが訴えた場合は、無理に食べさせないようにしましょう
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心配なときは、小児科やアレルギー科に相談を
🗣実際にあった声
👦 小学2年生・男の子(リンゴ)
「いつもは大丈夫だったのに、春になったらリンゴでお口がピリピリして…。のどもかゆくてびっくりしました」
👩 30代・お母さん(トマト)
「サラダを食べた瞬間、口の中がかゆくなりました。スギ花粉があるので、それが関係してるかもと思って病院で相談しました」
👧 小学4年生・女の子(セロリ)
「給食のセロリで、ほっぺの中がムズムズして耳の中も変な感じに…。病院で“花粉アレルギーの一種”って言われました」
👦 高校生・男子(メロン)
「メロンだけでのどがイガイガするんです。スイカやバナナは大丈夫だけど、ブタクサの時期は特にダメですね」
👩 40代・女性(ナシ・モモ)
「昔は平気だったのに、春だけモモで口がかゆくなって…。体質が変わったのかと思っていたら、花粉と関係していました」
📝最後に
花粉食物アレルギーは、果物アレルギーとは違い、季節によって出る場合も多いです。
お子さんの変化に気づいたときは、専門家へご相談ください。
🏥 花粉食物アレルギー症候群(PFAS)の相談先
✔️ 小児科(お子さまの場合)
・体調全般をみてくれるので、まずの相談先として安心です。
・必要に応じて、アレルギー専門医を紹介してくれます。
✔️ アレルギー科(小児科アレルギー外来含む)
・アレルギーに特化した検査や診断が可能です。
・血液検査や皮膚テストで、花粉や食物との関連を調べてもらえます。
好きだけど食べられない
花粉症が、食物アレルギーにまで影響を与える。
それが大好きな食べ物なら、とっても残念な事ですね。
小さなお子さんには、成長過程なのでおススメできませんが、
花粉症の方には、「ファスティング」に挑戦し、
免疫力アップして、花粉症とサヨナラしてほしいです。
尚、「ファスティング」は、オーガニックメンテナンスの
プログラムのひとつです。
興味がある方は、オーガニックメンテナンス事業
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