真の健康

時間が経ってからくる 熱中症に 気を付けよう

❓「時間差熱中症(じかんさねっちゅうしょう)」って なんだろう?

たとえば——

🏃‍♂️「今日(きょう)、こうえんで いっぱい あそんだけど、ぜんぜん だいじょうぶだったよ!」

…そう思(おも)っていたのに、

🌙 夜(よる)になって…

🤕「頭(あたま)が いたい…」
🤢「気持(きもち)が わるい…」
🌡「体(からだ)が あつい…」

こんなふうに、あとから 出(で)てくる 熱中症のことを、
時間差熱中症(じかんさねっちゅうしょう)」と いいます。


💦 どうして おこるの?

からだの なかでは、こんなことが おきています:

  • あせを たくさん かいて、**水(みず)や 塩分(えんぶん)**が たりなくなっている

  • 体(からだ)の 中(なか)が まだ あついのに、さがっていない

  • つかれが たまって、あとから ぐったりしてしまう


🚨 こんなときは 気(き)をつけよう!

  • 頭(あたま)が いたくなる

  • 気持(きもち)が わるくなる

  • ふらふら する

  • よく ねむれない

  • なんだか だるい

そんなときは、すぐに おうちの人(ひと)や 先生(せんせい)に言(い)おうね!


🛡 防ぐためには

  1. 🥤 あそんだ あとにも、水分(すいぶん)を とろう!

  2. 🧂 あせを いっぱい かいたら、スポーツドリンクや 塩(しお)タブレットを!

  3. 🛁 帰(かえ)ってきたら、シャワーで 体(からだ)をひやそう!

  4. 🛏 ねるまえに、コップ1杯(いっぱい)のお水(みず)を のもう!


👨‍👩‍👧 おうちの方へ

熱中症は、活動中だけでなく、数時間後や 夜間にも 発症(はっしょう)します。
「元気そうだから大丈夫」と思わず、帰宅後の体調変化(たいちょうへんか)に 目を向けてください。

特に、小さいお子さまは自分の体調を うまく言葉にできないことがあります。
こまめな声かけや 水分補給(すいぶんほきゅう)で、サポートをお願いいたします。


さいごに

熱中症は、当日に発送しない事もあります。
暑い日の翌日に起きることがあるのです。

「なんとか乗り切ることができた」と安心した翌日、、、
前日よりは気温が下がっているのに体調不良に。。。

この時間差で起きる原因は、
高い気温によって弱った臓器がゆっくり悪化し、
症状が出るまでに時間がかかるからです。

暑くない日に体調不良に見舞われても、
前日が猛暑日であれば熱中症を疑ってみてください。

軽症であれば、水分と塩分を摂って、体を休めて様子をみましょう。

「翌日熱中症」でも「当日熱中症」と同じくらい警戒してくださいね。

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