叱ってくれる人がいることは、有難い事なのか。

叱ってくれる人

あなたを叱ってくれる人は、どのくらいいますか。

怒ってくれる人でもかまいません。
厳密に言えば、叱ると怒るは違いますが、
明確な線引きをして、叱ったり、怒ったりすることは中々難しいですし、
叱っているつもりでも、受け手側は怒られていると感じることは多いです(笑)

なので、怒ってくれる人もここでは同様に考えます。

そもそも怒るとはどういうことでしょうか。。。
なぜ怒るのでしょうか。

怒る側の気持ちを考えながら、あなたは怒られることができますか。
きっと難しいと思います(笑)

しかし、少し時間を置いてからであれば、それは考えることが出来るでしょう。
なぜ怒られたのか、相手は何が言いたいのか、相手は自分に何を求めていたのかなどなど。

理由なく叱る人、怒る人は、まずいません。
自分の感情のはけ口として、ただ怒ってばかりいる人も
たまにはいますが、、、(笑)

逆に、最近では、〇〇ハラスメントなども増えているので、
必要な時に、叱る、怒るという行為、行動をとれない人が
結構多いような気もします(笑)

叱る、怒るというのは、簡単ではありません。
一般的に優しいと言われている人や、いい人と言われている人ほど、
中々叱れません。怒れません。

それは相手を傷つけてしまうかもしれないと思ったり、
自分も出来ていないことはいろいろあるので、
あえて怒るのはどうかと思ったりしてしまうのです。

そして、これが大きいのかと思いますが、
深層心理には、嫌われたくないという感情もあるわけです(笑)

これはきっと誰もが、少なからず持っている感情だと思います。

しかし、叱るべき時、怒るべき時にそういう行為、行動をとらないで
流してしまうと必ずと言っていいほど、あとで同じことが起こるし、
繰り返されます。

何もしなくてよかったと言うケースは、非常に少ないです。

目的のためには、言うべき時はいわなければなりません。
それがそれぞれ任されていることに対する責任でもありますし、
相手に対する礼儀でもあるのです。

ここでとても大事なことは何かといえば、叱られる側、怒られる側の意識です。
その瞬間は、人間なのでイラッとしてもかまいません(笑)

しかし、きちんと向き合える人でなければダメだと思います。
叱ってもらえる、怒ってもらえる、これがどれだけありがたいことか、
それを理解できている人ほど、その後成長します。

それを真摯に受け止めるからこそ、それをバネにして、変わろうとするし、
変われるわけです。

怒られたら、叱られたら、ありがたいと思いましょう。
感謝しましょう(笑)

但し、叱る側、怒る側も注意が必要です。
能力、人格、性格を否定するようなことは絶対に言ってはいけません。

叱る時、怒る時は、行為、行動、結果、振る舞い等に対して指摘しましょう。

叱る側、怒る側も、その道のプロではないので、時として言い過ぎることが
あるかもしれません。だからこそ、受け手側の意識が、
とても重要になってくるのかなと思います。

自分がいつも受け手側とは限りませんが、
常に受け手側としての器を大きく持つことは大事ですね。

言ってくれる人に対して、ありがたいという感謝の気持ちを、
まず持つことを強く意識するだけで、
自分の感情、行動は全く変わってくると思います。

最終的には、お互いさまの気持ちです。
お互いに未熟な部分、足りない部分は必ずあります。

叱られた時、怒られた時、素直に感謝できる人になりましょう(笑)

私は本当に運がいい!

感謝!感謝!感謝!

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